ナースが教えるメディカルチェックについて

現代の医療は「病気を治す」事から「予防する」医療に変化しています。病気の予防や早期発見には、メディカルチェックが必要となります。ナースの目線で、様々な場面で必要となるメディカルチェックをご紹介します。お問い合わせ先は こちら

うつ病はセルフチェックでを察知しよう

うつ病はセルフチェックでを察知しよう

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憂鬱(ゆううつ)とうつ病の違い

誰でも嫌な事や悲しい事があれば憂鬱な気分になります。では、憂鬱とうつ病の違いはどこにあるのでしょう。それは憂鬱な気分になる時間の長さと、憂鬱になった時の状態に差があります。一般的な憂鬱気分とは一時的な感情であり、時間が経てば忘れてしまうものです。
一方、日常の生活に影響があるほど落ち込んだり、2週間以上その状態が続くようならうつ病を疑ってみましょう。うつ病であれば早朝に目が覚める、食欲が無い、常に頭が重かったり体がだるい等の前景症状があるはずです。その時は迷わず心療内科や精神科の受診を受けましょう。

セルフチェックをしよう

昔から5月病と言われ春先には憂鬱な気分になる人が多いのですが、いきなり心療内科や精神科の診察を受けるのはちょっと…とためらう人は、セルフチェックをしてみてはいかがでしょうか。今まで興味のあった事に無関心になったり、寝られない日が増えた等、今までの自分には無かった症状があるはずです。最近は、ネットでうつ病チェックができるサイトが増えていますので、それらを利用して今の自分の状態を知る事もできます。セルフチェックでうつ病が疑われる場合や、生活に支障が出るほど抑うつ状態があるなら医師の診断を受け、薬による治療を受ける事をおすすめします。また、軽症や早期のうつなら認知行動療法等の精神治療を行うだけで、薬による治療と同様の効果を得られます。

セルフモニタリングをやってみよう

自分で行動治療法を実践するならセルフモニタリングがおすすめです。セルフモニタリングは、精神療法の基礎となる行動治療のひとつであり、簡単にできますので紹介します。
用意する物は1週間分のタイムスケジュールが記入できる手帳1冊だけです。この手帳はスケジュールの記入ではなく、その日の行動で感じた思考や感情を記入していきます。簡単に言うと時間毎に日記をつけるような感覚ですが、その記録には点数をつけていきます。例えば、「6:30、今日は目覚まし時計通りに起きられたから100点」、「11:30、今日は友人とランチをしたけど、楽しめなかったから30点」等、自分の1日の行動で感じた気持ちを記入し、後に客観的に自分の感情を見つめ返す為の手帳にします。これを続ける事で自分の考え方の癖や、落ち込む部分に気がつく事ができるのです。憂鬱な気分が続いている時はセルフチェックをしたり、行動治療法を試したりしながら焦らず自分の感情と向き合ってみましょう。それでも解決しなければ医師の診断を受け、しっかりとうつ病を治していけば良いと思います。

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