ナースが教えるメディカルチェックについて

現代の医療は「病気を治す」事から「予防する」医療に変化しています。病気の予防や早期発見には、メディカルチェックが必要となります。ナースの目線で、様々な場面で必要となるメディカルチェックをご紹介します。お問い合わせ先は こちら

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生活習慣病の怖さ

生活習慣病の代表となるのはガンですが、それに続くのは心疾患と脳血管疾患です。実は日本人の6割以上はこの生活習慣病で亡くなっています。かつては成人病と呼ばれ、40歳前後の中年期に多い疾患とされていました。しかし、成人病の若年化が進み、その原因の大半は生活習慣にある事がわかりました。
その為、1996年に成人病から生活習慣病と名称を変えたのです。日本の医療は目覚ましく発展していますが、ガンや心疾患の死亡者数は年々増加しているのが現状です。ですので、現在は治す医療から予防する医療に変わってきています。生活習慣病は生活習慣の見直しで予防する事ができますので、健康で過ごせるようにどこに気をつけたら良いか考えてみましょう。

喫煙と飲酒

嗜好品となるたばこの健康被害は知っている人も多いと思いますが、たばこの煙には200以上の有害物質が含まれており、呼吸器や循環器に大きな影響を与えます。
また、肺がんや虚血性心疾患等の生活習慣病を招く可能性が高くなります。一方、飲酒は適切な量と週1度の休肝日があれば問題ありませんが、過度な飲酒を続けると肝臓を壊してしまいます。節度のある適度な飲酒は1日に純アルコールで約20gとされていて、ビールなら中瓶1本、ウイスキーやブランデーならダブルで1杯程度、清酒は1合が適量とされています。毎日の飲酒がこれ以上なら、量を控える事をおすすめします。

食生活の乱れと運動不足

食べる事が大好きだからといって、高カロリーな物や塩分が高い物を食べ過ぎてしまうと肥満や高血圧、糖尿病を招いてしまいます。また、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足してしまうと体に変調を与えますので、バランスの良い食生活が求められます。
また、運動不足になってしまうとカロリーの消費ができなくなり肥満が進んでしまいます。休日はスポーツジムに通ったり、普段の通勤は徒歩時間を増やしたり階段利用を多くする等、体を動かす事を心がけましょう。

定期的なメディカルチェックを

生活習慣病を防ぐには生活習慣の見直しが必要ですが、定期的にメディカルチェックを受ける事も大切です。検査結果は数値となって出ますので、客観的に自分の体の状態を把握する事ができます。また、隠れている問題点を探せたり病気の早期発見にもつながります。
普段からセルフチェックする事もおすすめです。血圧測定や体重、体脂肪測定をして数値をデータ化しておけば推移を観察できます。最近は自宅用の血圧計や体脂肪測定できる体重計が安価で販売されていますので、セルフチェックもしやすくなっています。ガンや心疾患等は重篤になりやすい病気ですし、長期の治療になる場合がほとんどです。今は病気を治すより病気にならない事が大切とされていますので、メディカルチェックとセルフチェックで自分の体を生活習慣病から守りましょう。

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